ストーン・ローゼズ 地元マンチェ8万人の前で凱旋LIVE
- 2012.06.30 Saturday
- 20:36
聞きました?奥さん!
遂にストーン・ローゼズが一カ月のウォームアップ・ツアーを経て
地元マンチェスターはヒートン・パークで8万人の前で凱旋ライブをやったのよぉ〜。
で、元ロキノンの宇野惟正氏の観戦ツイートが余りに素晴らしいので、
ここにまるっと、転載しちゃうのよぉ〜
「あまりにも特別なバンドの、特別な土地での特別なライブから、今バスでロンドンに帰ってきた。セットリストはリヨンと同じフルセット19曲。レニがいなかった二度目の来日時と違うのはもちろん、初来日の時ともバンドのフィーリングが全然違う
序盤は、この上なく優しく、柔らかで、まろやかで、繊細なグルーヴが奏でられていく。8万人を前にしても、このバンドの本質にある儚さは変わらない。こぼれ落ちてくる愛をちゃんと拾うには、なるべく前で見た方がいい。そのくらいフラジャイル
中盤、standing hereのアウトロを弾き終えたジョンのところに行き、両手でしっかりと抱きしめるイアン。4人の笑顔。魔法は自然に生まれるのではなく、愛と優しさが引き寄せるのだ。fools goldでバンドは最初の覚醒を迎える
今回、初期曲を含め、アウトロが物凄く緻密に演奏される。曲をぶつ切らない。前戯も後戯もどこまでも優しく丁寧に。極めつけがフルレングスバージョンよりさらに長いfools gold。ジョンとレニ、2人の天才の戯れが延々と続いていく。昇天
イアンの独壇場はlove spreadsのアウトロのラップ。stone roses go! go!みたいな信じられないほどダサいリリックを信じられないほどカッコよくラップする。みんな言ってたけど、イアンは今日のMVPだった
とにかくあまりにも特別であまりにも独特。間違いなく世界一すごいバンドだし、特に今回演奏される曲はほとんどの曲が最高にメロディアスだけど、誰にでもわかるすごさじゃない。フジとかで初めて見た人は「?」ってなるかも。そういう連中は……口を噤んどけ!その点は、初来日の時とまったく同じだね」
Stone Roses Live Heaton Park Manchester