吾輩はブサイクである。
名前はまだ無い・・・・、ことはない。
ブサイクは切ない。基本モテないからだ。
「人生には3回モテキ」がやってくるというが、あれ嘘っス。
だいいち、僕ちんかれこれ40年生きてますが、一度たりともそんなもんは訪れたことないっス。
ちなみに僕の幼なじみのイケメンは、常時モテキです。それこそ24時間営業のコンビニ並みの年中無休のモテキ・フル稼働。
当然ながらこの世の中は不公平。神や仏もあったもんじゃない。
もしこの世の中に本当に神様とやらが存在するんだとしたら、そいつは間違いなくクソ野郎ですな。
なので、ブザイクはメスをゲッツするための神頼みではなくて「努力」が必要になる。
たとえば、それは高収入であったり、トークにアメリカンジョークがピリリと効いていて面白いだとか、なんらかの付加価値が必要なんですな。
でもそれは同時に女性側にも言える訳で、ブスはやはりそれなりに努力をしなければいけないと思うんですよ。
そして大抵のブスはそれをちゃんと心得ていて、ブスはとても気が回る人が多い。
しかしブスのくせして、態度がデカイ輩とかがタマ〜にいるんですね。
これは本当に腹が立ちます。
美人で態度がデカイのは仕方ないと思うんですよ。何しなくても男はどんどん寄ってくるわけだし、放漫になるのはこれはもうしょーがない。何より、美人であるということは、これも才能の一つな訳ですから。
ただ、ブスはそうじゃない。普通じゃモテないんだから。へりくだらなきゃ。ブスはブスなりにブスをカバーするスキルを身につけんと。
飲み屋とかで、となりのデーブルとかで「ホント、いい男いないわぁ」とか言ってる30代後半であろう女子会の会話が聞こえたりすると、殺意をおぼえます。
「もっと遠慮して生きてこーゼ!」と言ってあげたいが、そういう女性に限ってとても怖いので、言えません、ハイ。
そんなこんなで、ブサイクな僕は、メスをゲッツするためには、色々な工夫をせざるをえませんでした。
若い頃には「下手な鉄砲数うちゃ当たる」で、件のイケメンに沢山合コンに連れていったもらいましたが、お出迎えの女性陣が僕ちんの顔を見た途端に、それまで満面だった笑顔が、干潮時の引き潮みたいに引いていくのが分かります。
あれは超切ないス。
今でも、たまに鏡に映った自分を見ると、余りにもブサイクで笑ってしまいます。
これじゃ、いつ何時、離婚されても不思議ではありません。
そんな時のために、一人で老人ホームで死ねるくらいの、ヘソクリは溜めておこうと思っております。アパートの一室で孤独死だけは、御免こうむりたいもの。
と言う事でローエンドマンよ、「何で俺はブサイクなんだろう」と嘆いてばかりいないで、工夫しなさい、工夫を。
とりあえず、小粋でエッジの効いたアメリカンジョークの一つや二つは、常に噛ませるようにしとかんと。
今日の1曲 Cameo / Word Up