2011年を振り返る

  • 2011.12.31 Saturday
  • 02:47
 
今年ももう、終わりですな。

今年は2年ぶりに、人間らしく暮らせた年だった。

ピッチャーに例えてみると、

2年前は前半戦で負けが続き、後半戦早々に肩を痛めて、戦線離脱。

そして、去年はほぼ丸一年ファームでリハビリ&調整。

ようやく今年一軍のマウンドに上がって、9月10月に、疲れから連敗を喫するも、

年間通してローテーションを守って、12勝9敗、防御率3.24でシーズンを終わるといったところか。

結果、うん、まぁまぁ。

一年前の肩の仕上がり具合を考えれば、上々の出来だったでしょう。

そして、やっぱ40歳になったというのがデカかった。

なんか、もうどう 足掻いたってジジイなんだからと、開き直れて、

今までたどり着けなかった地点にたどり着いたというか。

良く言えば、大胆になったし、悪く言えば、ずうずうしくなった。

何をやったとしても、俺はもうジジイ。

だったら、とにかく現状を楽しむしかない。

なかなかに厳しい自分の状況を嘆いたところで、それはもう「しょうがない」

色んなことを「あきらめた」

でも、それは悪いことばかりじゃない。

あと、自分が失うものがあるとしたら、「家族」と「仕事」しかない。

でもそれがあるんだから、いいじゃん。

カッコイイ音楽を聴いて、素敵な本を読めて、家族と「テメー、バカヤロー」とか出来ればそれでいい。

多くは望まない。

来年も家族が健康で、仲良く暮らせますように。

そしてもうひとつ願いが叶うならば、俺はハイになりたい。

ブっ飛んでいたい。



今日の1曲 中村一義 / 永遠なるもの

U2恐るべし

  • 2011.12.29 Thursday
  • 22:41
 


CSで、「From The Sky Down」というU2のドキュメンタリー映画をやっていたので、

ちょっくら観てみたら、あまりの面白さに、思わずのけ反った。

ああ、背骨が痛ぇ。

思えば高校時代、ベストヒットUSAとFMステーションしか情報源がない僕が

唯一、心酔したのがガンズ&ローゼズとU2だった。

そんなU2の最高傑作といえば、まぁ、「ヨシュア・ツリー」か「アクトン・ベイビー」。

今日久しぶりに両方を真剣にガン聴きしたのだが、あまりの素晴らしさにブっ飛んだッス。

いや、両者甲乙つけがたいッス。

「ヨシュア・ツリー」は時代を掛け上がる彼等のエネルギーと真摯なソウルに溢れかえってるし、

「アクトン・ベイビ」はとにかくクールな音像とU2の熱いメロディが何故か化学反応。20年たってんのに、今の最先端といってもイイぐらいっしょ、コレ。

明らかに今年リリースされた、どのアルバムよりもダントツにいいんだもん、2枚とも。

2000年以降、U2には正直興味を失っていたが、全盛期はやっぱりとんでもなかったんだと

再確認。

しかし、意外に一番好きなのは「ズーロパ」ったったりする。



今日の1曲 U2 / The Fly

こんちくしょう2

  • 2011.12.28 Wednesday
  • 23:33
 
iPod nanoが気付いたら無い。

どうやら、どっか外で落としたらしい。

ヅガン・・・・・

コンパクトなのはいいことだけど、

余りにも小いさ過ぎて、落ちても気づかんがな。

これを見越して、また新しいのを買わせるのも、

アップルの販売戦略に最初から組み込まれているのか?

恐るべし、アップル&ジョブズ・・・・。



今日の1曲 Duran Duran / Notorious

こんちくしょう

  • 2011.12.27 Tuesday
  • 22:32
 
年末はいつも、生きた心地がしない。

年末年始の関係上、ほとんどの仕事の締め切りというか、リミットが28日ぐらいになるため、

今日あたりは大混乱。

そんでもって、午後に商品納品なのにまだ入ってきてねーぞ的な

お約束的トラブルが、やっぱり勃発するので、

心身共に、必ず体調を崩す。

しかも今年は段違いの寒さと、自分で仕事でかく冷や汗のダブルパンチで、

体のコンディション悪化もいつのも2倍、2倍。

小錦やムアツ布団を宣伝する王貞治(古!!)もビックリ。

あぁ、喉いてぇ。

そんでもって、体の震えが止まらない。

とうやら体温の方も赤マル急上昇のようだ。

そんなわけで、苦虫が噛み潰しつつも、グッナイ!!



今日の1曲 A Tribe Called Quest / Check The Rhyme

2011年個人的年間ベスト・映画

  • 2011.12.26 Monday
  • 19:58
 冷たい熱帯魚






個人的には、今一番日本でクールでパッシブで、確実に狂っている、園子温監督。

その園監督が埼玉の連続愛犬家殺人事件をモチーフにして、実写化。

世の中にはたま〜に、「絶対悪」というものが存在する。

その「絶対悪」を主役のでんでんが戦慄の怪演っぷり。

いや〜、いるいるこういうオヤジ。

やたら、テンションが高くて、いつのまにかそのペースに伸さられるような。

そして、本当にゴミを屑かごに棄てるかのごとく、人を殺すことに一切の良心の呵責のない人間もいるのだな〜と、改めて。

そして、そんな血なまぐさい話を、極上のエンターテイメントに仕立て上げる、園子温の手腕に今回もまたまた脱帽なのだ。



今日の1本

地獄のジングル・べル

  • 2011.12.24 Saturday
  • 22:26
 

メリー、クリスマス

 

So Fuckin’クリスマス。聖夜というと思いだす、20年前の今日、この日。

 

現在のクリスマスと、20年前バブルの頃のクリスマスとでは、同じ聖夜でも、その意味合いは全く違っていた。どっちかっつーと、当時は“聖夜”というよりも“性夜”寄りでありまして。

 

1991年の当時のクリスマスはその人が、今で言うリア充なのか、非リア充なのか。勝ち組なの負け組なのか。幸せなのか幸せでないのかを本人が望まずとも勝手に白黒つけられてしまう、残酷な“査定日”だった。

 

当時彼女がいなかった僕は明らかに負けというか、黒の方。

 

そう、まさに地獄のジングル・ベル。

 

クリスマスに予定の無い奴は落後者というか、ゴミ屑だと勝手に思っていた、自意識過剰の自分。誰も、テメーのことなんか気にしちゃいねーのに、一丁前に変な自尊心だけは異常に強かった。

 

そんなクソみたいなプライドを守るために自分がとった行動とは・・・

 

それは、24日イブの日は部屋の電気を真っ暗にして、「外で充実したクリスマスを送っていて、家にはいない体(てい)」でその日を過ごすこと。なんてったって、イブの夜に予定がなくてアパートに独りいるなんて、最悪というか罪人扱いだったから、当時。

 

となりの住人にバレないように、物音には細心の注意を払ったな。

 

完全にアホである。

 

というか、いち大学生をそんな奇行に走らせてしまうぐらい当時のクリスマスには、「圧」があったんだな。

 

今でもクリスマスは、一人でいると「負け」になるらしい。

 

もうそういうのはイイんじゃね?楽しく鶏のモモ食えればそれで、いいじゃん。

だって、鶏のモモ旨ぇし。 

 

 


今日の
1曲 スチャダラパー / ヒマの過ごし方

2011年個人的年間ベスト・ニューフェイス

  • 2011.12.23 Friday
  • 16:03
 


住所不定無職









 

日本人の女の子3人組バンド。

 

職安で、ユリナが「いい面構えをしていた」との理由でヨーコとゾンビーズ子をスカウトして結成という、バンドの結成エピソードからして、イカす。

 

基本、超ヘタクソ。andヘタレ。

 

しかし、そのメロディは激キャッチーで琴線に触れ、何故だかグルーヴィですらある。

 

無意識のうちに、本能的にロックン・ロールの真髄を鷲掴み。

 

ロックン・ロールに出会った瞬間の「ワクワク感」と「きらめき」を余すことなく真空パック。

 

間違いなく、音楽に”選ばれた”側の人達。

 

個人的には日本のバンドではナンバーガール以来の衝撃。

 

ノエル・ギャラガーの新作からは失われてしまった「大切な何か」がここにある。

 

 

 


今日の
1曲 住所不定無職 / マジカル・ナイト・ロックンロール・ショー 

2011年個人的年間ベスト・アクトレス

  • 2011.12.22 Thursday
  • 23:24
 
満島ひかり








久しぶりに現われた、大竹しのぶに匹敵する“憑依型女優”にして、天才。

アンド、超かわゆい。

元々はジャリアイドル、フォルダー5のメンバー。

園子温監督の「愛のむしだし」の体当たりを通り越して、魂を絞り出すような演技で、

その眠れる才能を完全に開花。

木村拓也がどんな役をやっても、木村拓也でしかないのとは正反対に、

完全にその役にハマりきる。

まるで、恐山のイタコの如く、役に憑りつく。

もう口あんぐり。

それでいて、超かわいいんだから、反則だろ、オイ!!





そしてなぜか、今日はえらくフーファイがグっときたんだな


今日の1曲 Foo Figheters / Best Of You

2011年個人的年間期待外れアルバム・其の一

  • 2011.12.21 Wednesday
  • 22:31

Famous Worst Words / Viva Brother






2011年の超新星、もしくは救世主としてヴァクシーンズと共に疲弊したUKロックシーンを

救済するはずだった、ブラザー。

もとい、ビバ・ブラザー。


前評判とおり、才能は素晴らしい。フックのあるメロディを書く才能は申し分ない。

全盛期のオアシスに匹敵するかもしれない

ただし、それがまったく有効に活かされていない。

もったいない。

基本的に連中は能天気である

そんでもって、バカである。

なので、書く曲は全て前向きで、ポジティヴィティ全開。

それはそれでいいのだが、全部の曲が、もうおんなじ。

最初から、最後まで「いや〜俺達最高だぜ、ヒャッホー!!」の繰り返し。

アルバム1枚どこを切っても、金太郎飴状態で、同じ。

もしくはコース料理を頼んで、前菜からデザートまで、すべて肉みたいな。

旨いけど、さすがに飽きるわ。

1曲1曲は凄くいいんだけどね。

2011年、最大の才能の無駄使い。

誰か、変化球とか緩急の使い方、教えてあげられるコーチを見つけるのが急務。



今日の1曲 Viva Brother / Still Here

最悪

  • 2011.12.20 Tuesday
  • 22:27
 
年に2回ぐらい、全てが裏目ってどうにもならない日がある。

今日が、その日。

納入予定の商品があがってきてない。メーカーに約束どおり納品できず、ひたすら平謝り。

ダブルブッキングに気付く。

約束の時間に待ち合わせの客がこない

無理難題を客にふっかけられる

売場担当者に逆ギレされる

昼飯に食ったラーメンで、下痢になる

引き継ぎしたのに、そのことを先方にすっかり忘れられる。

車に商品が積みきれなくなる。

鏡に映った、やつれすぎの自分の顔の酷さに、思わずふきだす。

午後6時半をもって、頭が完全にパンク。

などなど。

FUCK。


今日の1曲 AT THE DRIVE IN / One Armed Scissor

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