2011年個人的年間ベストアルバム・1位

  • 2011.12.19 Monday
  • 23:36
 

1位 坂本慎太郎 / 幻とのつきあい方










ボーカル、ベース、ドラムス、ギターといった必要最小限のエレメント。

 

そこに、コンガやホーン、フルートといったスパイスが少々

 

これら必要最小限の音が、それぞれ鳴らされるべき的確な場所で、

 

それぞれの音が有機的に絡み合い、音の隙間を埋めていく。

 

まさにEverything in its right Place

 

音数・音量・位置・鳴り。その全てが、絶妙。

 

超シンプル。それでいて、なぜかセクシー。

 

そして肩の力が抜けて、とても平熱な音楽なのに、地脈に流れるのはピンと張った緊張感。

 

歌に寄り添う、坂本氏自身が演奏するベースラインの素晴らしさといったら!

 

個人的にはスライ&ザ・ファミリーストーンの超名盤「暴動」の2011年アップデート版に感じるのだな。

 

坂本氏はアーティストとして、どんでもない境地に辿り着いてしまったみたいだ。

 

「空洞です」という日本ロック史上に残る名盤を最後に、“出来あがってしまった”という至極納得出来る理由で、ゆらゆら帝国を解散させた坂本慎太郎氏が、

 

“諦念の果ての空洞”の後に導きだした「回答」がこのアルバム。

 

喜びもない。悲しみもない。心には永遠に消えない傷が残ったまんまだ。

 

でも、そこに残ったかすかな希望。ちょっと先に感じられる温かい光。

 

僕は明日も広い通りを、死んだつもりでさまよう。

 

さて、どこに行こう 何をしよう 幽霊の気分で。

 

 

 

今日の1曲 坂本慎太郎 / 君はそう決めた

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  • 2017.11.23 Thursday
  • 23:36
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    コメント
    こんばんは\(^▽^)/!

    私も今年のNO1アルバムは 坂本慎太郎の『幻とのつきあい方』ですよ〜!!今回坂本氏はコンガに凄くこだわってますね。でもトロピカル過ぎないし、女性コーラスとかも良く聴くと変、そこがクセになるって言うか、ただのポップスに終わらない所がいかにも坂本氏らしい。聴くほどに味が出るって感じもしました!あと私の知り合いがこのアルバムを入手した時のエピソードなのですが、↓
    『「「幻とのつきあい方」入手。ジャケットを撮った時、携帯カメラの顔認証が坂本さんではなくマネキンに反応したのが印象的でした』

    なんかウケてしましましたΣ(゚∀゚ノ)ノ!!
    • マリアンヌ隊員
    • 2011/12/20 1:14 AM
    >『「「幻とのつきあい方」入手。ジャケットを撮った時、携帯カメラの顔認証が坂本さんではなくマネキンに反応したのが印象的でした』

    (爆笑)
    さすが坂本氏。マネキンの方がまだ人間味があると。さすがもう幽霊に片足突っ込んでるっつーか、もうほぼ幽霊っつーか。
    その佇まい、凄みすら感じます。ベリー・リスペクト!!
    • ポテトマグマ綿飴ラーメン小僧
    • 2011/12/20 10:50 PM
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